2015年12月24日
バッグのLEONARD
LEONARDのバッグを初めて見たのは23年前のパリである。それも馬具制作工房である。馬具の中に1点だけLEONARDのショルダーバッグがあった。そこは馬具の注文を受けて職人が作る店だったから基本的にメーカーのバッグなどは置いていない。だからなぜその店にLEONARDのバッグが、それも一点だけ置いてあったのかはわからない。ただその時買ったのは乗馬のバッグで日本に帰ってからあのショルダーバッグはよかったなあと半年たってパリに行く人に頼んで買ってきてもらった。とにかく作りが重厚でさすが伝統のある国のバッグは違うと思ったのである。その後しばらくしてLEONARDのバッグが輸入されるようになりあちこちで見かけるようになった。しかしその当時のLEONARDバッグは一様に真ん中が割れて模様の入った部分が見える仕様だった。そのデザインがあまり好きではなかったので買わなかったのだが今頃になって偶然2点と違う場所で出会った。トランクは独特なサイドにでっぱりのついたもので、過剰装飾のきらいはあるが一生懸命作ったねえ、という感じ。中はピッグスキン。とにかく重い。もう一つは金具が露出した手提げバッグ。うまくまとめられている。



































2015年12月23日
熊谷中央公民館万年筆画講座
2015年12月22日
クロッキーの線についての回答
万年筆のクロッキーなどで、ふででまんねんを使うと、線が太くなってしまうことと、どのくらいの太さの線の使い分け方をしているのかご質問がありましたので作例をお見せします。これらのクロッキーは満寿屋の原稿用紙全紙を4分割してもらったものに描いたものです。インクはプラチナのカーボンインク、色付けはパンパステルです。時間は1枚約2分半。基本の持ち方はふででまんねんをかなり立てた状態の細字が基本。鉛筆のように持つと初めから太くなってしまいますので、まさに書道の筆を持つように親指、中指、人差し指でペン軸を挟んでペンを浮かせて引きます。これは要訓練であります。自在に使いこなせるまで1000枚が1単位くらいだと思ってください。要所で万年筆を寝かせて太線を作ります。髪の毛は体の線とはっきり区別するために極太でアクセントとして使います。











