2016年10月31日

富樫ガシガシトレドの今、森さんからの出版祝

萬年筆くらぶ「フェンテ」の交流会がこの土日にあった。今年はこの2日間が上野の森の美術館のクロッキー特訓集中講座とモロに重なってしまって今年の講演者富樫さんの「ワインと万年筆」を聞けなかった。それで日曜日の講座が終わってから打ち上げだけに参加した。そしたら20数年前に富樫さんがペリカントレド、時価20万円のスターリングシルバーの万年筆の装飾の3匹のペリカンの内2匹が邪魔だというので、なんとマイナスドライバーで削り落として傷だらけになったものを「良いでしょ」と見せびらかしたところから付いたあだ名「切り裂きジャック富樫」の話を私の「4本のヘミングウェイ」に書いた。そのせいで皆さんから富樫さんは残虐非道!動物虐待など罵詈雑言を浴びることになった。そのあまりの暴言に耐えられなくなった富樫さんは皆に気づかれないように日夜20年間やすりをかけ続けついにガシガシトレドをツルツルトレドに変えてしまっていてそれを今回の講演会で披露していた。しかし皆の反応は「がっかり」で再び富樫さんがドライバーで傷だらけにするのを心待ちにしていた。ただ富樫さんはモンテグラッパのスターリングシルバーの超高級万年筆「ボルドー」のクリップが気に入らないからとへし折ってしまったのを「すっきりしたでしょ」と見せていたからまたガシガシトレドに戻るのもそう遠い話ではないだろう。
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さて会の終了間際にワーグナーの森さんに万年筆を見せてもらっていたら、突然「アクリル画の本の出版祝にこれあげる」と、なんとファーバーカステル、ペンオブザイヤーの翡翠をくれた。この万年筆定価だと40万くらいで中古でも30万くらいする。ペンの仲間というのはなんて素敵なんでしょう。万年筆を貰ったから言うわけではないが以前から私は森さんを大変尊敬していてその素晴らしい人格に魅せられていた。先日取材があった「美の壺」でも尊敬する人は誰ですかの問いに「森睦さんです」と答えていたくらいだ。残念ながらそのシーンはカットされていたけど。
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posted by entotsu at 03:33| 万年筆 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする