2018年01月19日

上野の森美術館アートスクール火曜水曜夜間、絵描きの絵画論

上野の生徒さんから、たまには講義もやってくださいとリクエストされたのでテーマを「絵描きの絵画論」として、絵を描く立場からの絵の見方を2作品講義した。しかしただ講義だけだと、簡単に聞けてしまうので、1作品めはセザンヌのキューピッドの静物なのだが、セザンヌの画題と同じものを使って自分だったらどのような絵を描くのか実際にセザンヌ作品は見せずに40分で描いてもらって。それからセザンヌの絵を見ながら、彼が如何に天才であるかを講義した。これが最初の問題用紙。
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それからこちらが生徒さんたちが同じモチーフを使って考えた作品。
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さてこちらがセザンヌの作品。
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それでこの作品から何を読み取るかというと。
1・この当時セザンヌが取り組んでいたのは、それまでの絵画の主要な空間表現方法の明暗法による空気遠近法を使って空間を表現せず、面を重ねることによって強い疑似空間を作り出すことです。手前から奥まで綿密にモノ同士が重ねられて空間を作り出しているのが分かると思います。特にデフォルメされた手前から奥に繋がる青い布は現実にはあり得ませんが、一見すると自然に見えます。
2・テーブルを敢えて手前に飛び出させず、右奥の床の色と変わらない色にして、ところどころ線を切って床と繋げています。そうしておいて、奥の方に手前の果物と比べるとやたら大きい果物を右と左に置いて手前の果物と繋がって四角に見える疑似テーブルを見る人に想像させて不安定な縦長のキューピッドを安定させています。まあ、凄いね。
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やばい、作品が横になってる。見にくくてゴメンね。次回はピカソやります
posted by entotsu at 01:28| 絵画教室 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年01月18日

インパクトドリッピング和紙張り下地に裸婦を描く

普通たらし込み下地は均一なたらし込みを心掛けるが、今回は画面に下地で流れを作るために方向性を持った強いドリッピングを施したキャンバスに和紙を張る。実際に描く時は和紙が絵の具を吸うので描き直しが出来ないため、一発で決める慎重な書き込みが必要になる。和紙が重なったところは白くなるのでこれをデザイン的に使うことも可能。。
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posted by entotsu at 03:42| 絵画教室 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年01月16日

OHTOシャープペンシル・スーパー プロメカ1500

オートからプロメカ1000の最上級機1500が発売になった。プロメカ1000は大好きなデザインで芯の太さを変えて5本ほど持っていた。1500はそれを大型化して金属加工感が迫力のデザイン。僕好みなんだけど1000が本体の重さが18グラムなんだけど1500は28グラム!なんと10グラムも重くしてある。さらにペンの先端部に金属円柱があるので、相当な前重心。先端を持って書く人は良いのだが僕なんかは後ろとか中間とか頻繁に持ち変えるのでちょっと扱いずらい。それでもこの金属加工丸出しのデザインは好きなんだなあ。使いにくくても使っちゃおう!それでシャープなのに書き味を突き詰めている姿勢が良い。なんならプロメカシリーズで万年筆を出したら低重心で金属加工怪獣みたいなものが出来て面白そうなんだけどなあ。
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さてちなみに他のシャープの重さも比べてみました。まずステッドラー17g
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セーラープロユース171・24グラム
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ゼブラ、TECT2ウェイ・23グラム
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パイロットS10・19グラム
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ペンテル、スマッシュ・13グラム
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ORENZペンテル、14グラム
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トンボ、モノグラフ・17g
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ペンテル、KERRY22グラム
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トンボ、ズーム37グラム
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オート、HORIZON15グラム
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CAWECO、17g
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さすがトンボ、ズームがダントツ37グラム。その次がスーパープロメカ1500で28グラム。僕にとっては重い方が使い易いので他にはセーラー、プロユース171あたりも使い易い。KAWECOが金属軸の割に軽いのが意外でしたね。KERRYは良いとこ押さえてますね。
posted by entotsu at 00:39| Comment(0) | 万年筆 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする