2018年07月26日

フィッシャーインクの謎

趣味文でフィッシャーの取材に行ってきました。当然100年持つインクとはどういうものか質問しました。「では具体的にどういうものか見てみましょうか」と、なんと3本のリフィルの先をちょん切った。ニュルーーーっと細いグミ状のインクがゆっくり押し出されてきます。説明によれば高圧窒素ガスを封入しているので粘性の低いインクでは前から吹き出してしまう。その為粘度の高いチューインガム状の硬く練り上げたインクが使われる。しかしこれではインクは出てこない。それでインクの性質にチクソトロピーという圧力が掛かれば柔らかくなるようにした。だから先端のボールが回って圧力をかけるとインクが出る仕組みだそうだ。
 ちなみに僕は2010年ペンを持っていて、これは発売当時1995年くらいに買って、2010年までにインクが出なくなったら無償で交換しますというもの。僕なんかは絵をこれで描いてインクを無くそうとしたが、全く無くならず断念。しかし世の中は恐ろしい人が居るもので年に1人二人は交換に来た人が居るそうだ。シルバーインクも土木作業員の間で使われているとの事。驚いたのはインクは普通のスペースペン用インクと同じだそうである。
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posted by entotsu at 03:19| Comment(0) | 万年筆 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする