2018年09月07日

皆川博子雑感

皆川作品面白いですわ。今度読んだ「海賊女王」も面白かった。イギリス人はそもそも何なんだというのが良く分かる。アイルランド問題のルーツも良く分かる。お勧めですよ。繰り返し繰り返し処刑シーンが実にリアルに書かれているのだが、作者は本当に日本人なのかと思うくらいリアルな描写。それがイギリスの処刑は当時は見世物で、まず首にロープを掛けて吊るす。しかしここでは殺してはダメで、すんでのところで息を吹き返させて、それから腹を裂き内臓を取り出して苦悶するさまをギャラリーにいかにうまく見せるかが死刑執行人の腕であり、腕が良いと現代のロックスター並みの人気があったそうです。それが上手くいかなかったりすると野次が飛び死刑執行人失格になるようです。
 しかし首吊り腹裂きのイメージがどうにも掴めていなかったのが、現在ベストセラーになっている「処刑の文化史」の中の図番にイギリスの処刑イラストがありました。2番目のイラストは要するに首を吊った後性器を切り取り目の前で燃やして見せ、そのあと腹を裂いて内臓を取り出して焼いて見せてから殺すそうです。まあ残酷ですがこれが人間の本性のようです。文明の進化とは本性を如何に美辞麗句で粉飾するかのようですがどうもうまくいっていないようです。
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posted by entotsu at 02:27| Comment(0) | お知らせ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする