2021年01月29日

文字と数字を使ったクレー風作品の参考例

上野の森美術館アートスクールで夜間の授業でクレー風の抽象作品を作ることになっていたのが、コロナで夜間が休みの為来週の昼教室で自由制作の時にやりたい人が多いので作例を作っている。まず、下地はカラージェッソを塗りこんだものに寒冷紗を貼りこみ、そこにモデリングペーストとジェッソを混ぜたものをランダムに塗りこみ、乾いてから、ブルーグレイ溶液を掛ける。
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イメージとしてはキャンバスを色面で分割して、そこに文字と数字で構成して絵を作る。クレーの参考にするイメージは
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こんな感じで取り組みます。出来上がりをお楽しみにしていてください。
posted by entotsu at 23:35| Comment(0) | 絵画教室 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

牛久絵画教室合評会

今回はモデルを描く体験のお二人が入っております。基本的に教室は明暗法を教えています。明暗法は基本デッサンと同じ方程式なので絵画の基礎になりますが、大事なことは光源を一つにしなければなりません。しかし描く人1人モデル1人ならこれは簡単にできますが複数の描く側が居る場合は光源を一つにすると光源の反対側の人のキャンバスは光が当たらず暗くなって描けません。そのためどこの教室でも天井の蛍光灯は全部付けています。美大受験の石こうデッサン会場でも蛍光灯は全部付けられて石膏像には全方向から光が当たっていますが受験生はすぐさま光源を1っか所に絞り、あとは想定して明暗を付けます。ところが初めて明暗法に接する人は光の光源を一つに絞ることが出来ません。見えたものを描こうとします。つまり見たモノを自分の頭の中の空間に取り込み光源を設定して再構成することが必要なのですが、これが理解できません。ここが第一段階なのですが考えても上手くできず、回数を重ねて理解する耐える時間が必要になります。絵は忍耐です。では作品をご覧ください。
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こちらは僕の作品。今回は垂らしこみ下地に和紙を貼ってさらに垂らし込んだものを使っているので凸凹がかなりあってなかなか絵具が乗らないので苦戦しました。
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posted by entotsu at 03:19| Comment(0) | 絵画教室 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年01月28日

万年筆画教科書のスケッチ実演写真選び

実際の風景を8つほど、実際に描いてみる工程を写真に撮って説明するのだが、その写真の選定が難しい。この3日ほどで2000枚の写真から50ほどに絞り込んだのだが、段階的に難しくしていかなければならないので選別が非常に難しい。
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スケッチで描く用の写真はオリンパスのカメラでアートモードブラケットを使って元の写真とエフェクトを掛けた3種の写真を同時に記録している。
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しかし写真を眺めているとこんなとこ行ったなあ、と思い出すことが多いが作例として使うには難しすぎる題材が多い。
これらはシチリア。
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これはコルシカ、コルト
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これはブルガリアのコウノトリが来る町の家。絶対日本ではお目にかかれない素材
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posted by entotsu at 01:20| Comment(0) | 万年筆 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする