2021年02月26日

自分にとっての歴史的万年筆と言うもの

さて今日は牛久教室クロッキー月間最終日。モデルさんもどんどんクロッキーポーズが上手くなってきている。
DSC09212.JPGDSC09217.JPGDSC09216.JPGDSC09214.JPGDSC09213.JPG
それで教室が終わった後に万年筆画用の作品を描いたのだけれども、それがアクリルローラー塗のキャンバスに和紙を貼ったモノなので大胆な表現をしようと思うとインクの出が足らない。それで久々に大御所登場。この万年筆の素性は凄いですよ。まず森山さんと万年筆挽き物師の酒井さんを訪ねた時に酒井さんがダンヒルナミキのプロトタイプを頼まれて作った軸を譲ってもらった。そしたら森山さんが「軸だけじゃあ書けねえんだから、俺がモンブラン149のペン先とペン芯を付けてやるよ!」とおっしゃってくれて軸を預けた。ところがたまたま森山さんを訪ねてきた長原大先生が「そげな凄いモンにただのペンじゃいかんじゃろ、わしが裏クロスにしちゃるけん!」ということで僕の所に戻ってきたときには酒井栄介ダンヒルナミキ仕様149エボナイトペン芯ペン先裏クロスになっていた。それでこんな凄いペンになったのならということで蒔絵師の西原氏にお願いして蒔絵を施してもらった。基本インク止め式なのでこのデカい軸にインクがドバドバ入り、和紙だろうが何だろうがペン先を裏に貼りこんだ、裏クロスポイントペンでインクがドバっと乗る。しかし、そこは天才ペン先職人が2人も絡んでいるので裏クロスにも関わらず、ペン先を立てると極細の線になる。裏返すと超極細である。クロスポイントは超極太ペン先なのに超極細も書けるんですよ、天才職人おそるべし。
DSC09203.JPGDSC09195.JPGDSC09198.JPGDSC09199.JPGDSC09208.JPGDSC09207.JPGDSC09209.JPG
posted by entotsu at 03:45| Comment(0) | 作品 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする