2021年03月06日

三越トランク再び。

先日200円で買ってきた三越呉服店のトランクが明治37年から昭和3年までの間の23年の間のどこかで作られたものと簡単に書いていた。それが1997年10月16日号のサライにデパートの歴史が取り上げられていた。これによれば大正3年に白いレンガ作りのルネッサンス式建物の本館が完成したがその9年後の大正12年の関東大震災で本館は全壊、灰燼に帰している。新しい建物の日本橋西館が建つのが大正14年なのでこの間の三越は満足な経営が出来てない。つまり三越呉服店としてトランクを売っていたのは23年間になるがそのうちの2年は販売できてないので正味21年間の間になる。さらに貴重な写真が載っていて、大正末期のトランクである。これによれば大正末期には全面革のトランクではなく金属コーナーで補強されたバッグになっている。大正末期を何時からにするかであるが仮に10年以降とすれば200円トランクは1920年以前に作られており明治期の制作である可能性が高い。それでなくても100年前のカバンではあります。そう思うとなかなか感慨深いです。大正14年に建てられた西館新館の写真と大正末期のトランク、200円トランクを確認してください。
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posted by entotsu at 01:41| Comment(0) | カバン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする