2022年01月02日

出べそのワインバッグ

新年明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。今年はいろいろ動きがありそうな歳になりそうです。
さて、表題では、知らない人が聞くと誤解されそうなので説明するとワインバッグが出べそなのではなく万年筆クラブ会長の出べそが僕の下北沢の個展のお祝いにプレゼントしてくれたバッグです。出べそ談によればイギリスモノで100年は経っているバッグとのこと。この100年前というのは証明のどうも決定打が無いのだが、確かに手縫い、メードイン、イングランドの刻印がある。革もしっかり鞣された良い艶で、出べそが相当磨きこんできたらしい。面白いのは留め具でこれは留め具を引っ張るとゴムのように少し伸びてひっかける仕組み。ゴムなんじゃないかと仔細に見ても革を特殊な縫い方で伸びチジミするように作ってある。内部の装飾は赤いフェルト生地がザックリと縫い込まれているだけ。出べそ推理ではワインを運ぶのに使ったものだろうとのこと。確かに軍隊仕様では赤い布など使わないし、ベルトももっと幅広になるだろう。類似サンプルが無いのでこれはこれからの調査項目ですね。今年はカバン元年で活動を活発化していきたい。NHK、Eテレ、「美の壺、旅行鞄」が新年再放送になりますのでご覧になってない方は1月23日23:00〜。1月27日11:00〜をご覧ください。一応僕が写っているのは5分くらいですが革鞄600点ほどが並んでいます。
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posted by entotsu at 03:04| Comment(0) | カバン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする