2022年01月03日
44年前のヘルツバッグ。
革鞄を買って徹底的に使ったのがこのヘルツバッグが最初。買ったのは浅草の参道の脇のカバン店。たくさんのヘルツが置いてあった。現在は廃業。買った当時は毎日バイクの荷台に括り付けて、野宿旅行にもこれを持って歩いて寝る時は枕にしていた。何度も雨ざらしになったけどご覧の通り生きてます。時々油を塗ってますが内部は結構奇麗です。丈夫というのはバッグの大きな魅力です。この留め具を底の部分で留めるのは留め具は下に置いたときに汚れるんだけどフラップがカバンを包み込むような形になるのでシンプルで奇麗なシルエットになる。ヘルツは創業間もない時でカバン素人の創業者が段ボールの箱を組み立てるようにして作ったので逆に構造がシンプルになり型崩れがしにくかった。最近のヘルツでは凝った作りの反面使い込むと型崩れがひどいものがある。だからヘルツのこの形は長く使えます。