2022年01月05日

究極と呼ばれるにふさわしい万年筆たち。

このシェーファーライフタイムは梅田晴夫の本「万年筆」のカラーページでペン先を見てから欲しくてたまらなかったモノ。それをなんと万年筆俱楽部でコレクター岡本邸訪問の時に売りに出しているのを見て譲ってもらったモノ。現在岡本さんはすべての万年筆を手放されてしまっているから、そのうちの1本が僕の所で未だに現役で使われているのは不思議な感じがする。存在感のある重厚な硬いペン先からインクがぬらぬらと湧いて出てくるのはこれぞ、万年筆という感じ。
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このエバーシャープは「4本のヘミングウェイ」を自費出版した時にお祝いに頂いたもの。同軸ネジ部に破損がありプランジャーは使えず付けペンで使用していた。しかし万年筆として使ってみたいという思いが強く修理に出してみたが胴軸のゆがみもあり不可能と言われた。それが筆記具工房の金崎さんにお願いしたら見事に蘇り往年のペン先の硬軟を調整する機構を体験することが出来た。柔らかいんですこの書き味。
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こちらはモンブラン、マイスターシュティック84.これを究極として挙げる人が多いですが、なるほど重さ、バランス、書き味どれをとっても考え抜かれ進化したもので流石ですねえと使うたびに感心する。持ち歩いて使いたい気持ちはあるんだけど無くしたり、不慮の事故が怖いので机上で使っている。
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posted by entotsu at 00:57| Comment(0) | 万年筆 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする