2022年01月22日
棒屋根バッグ。
カバン談義4で今回はどのカバンを取り上げるか考えている。グー渡邊を特集に据えて、ピティリアーノのバッグ、スペイントレドのリュック、オルタス小松君のバッグ、などを考えているが、この棒屋根バッグも実に面白い。普通の棒屋根の1.5倍はある。これだけでも相当な重さなんだけどモノを入れたらとても持てない。これは明治か大正あたりのモノだと思うけど、内装が剥がれて段ボールが露出している。当時はこんな革のバッグはとんでもない値段だったと思うんだけど内装に使われている布が実に安っぽい。しかしこれはこの当時のどのバッグにも共通でみんなそうなのである。当時の人に聞いてみたいよねえ。しかしこの大きさのモノを何の用途で使ったのか?形が魅力的なのに何故現代はこのバッグを作らなくなったんだろう。このバッグを見ているといろいろな思いが湧いてくる。