2022年02月08日

シェーファーは何処へ?

たまたま2019年の万年筆カタログを見ていたら、なんとシェーファーのフラッグシップモデルのレガシーが3万円になっていた。思わず手元にあった2000年の男の一流品図鑑を見ればレガシーは55000円である。一時はモンブラン149と強烈なデッドヒートを繰り返していたモデルが、なんと半額近くまで値下がりしている。2019年のカタログで見ればレガシーより下位のモデルはスチールペンになっている。レガシーの次のランクがプレリュードである。いったいどうなってしまったんだろう?ちょっと調べてみたいね。
 僕のレガシーはほぼ絵画用にペン先を曲げてしまっている。レガシーの持ち重りのする極太ボディーは最高に握りやすく尚且つペン先が固いので結構筆圧の無理が聞く。思いっきりペンを使いたい大作の時などは重宝する。ネックはキャップ。篏合式でカッチリ閉まらずおかげでスケッチの際に落下してペン先を曲げたこともある。ストレートボディーのタルガも使ってみるとわかるがキャップを指すとかなり長い軸になる。ロング軸で重みがあり、長軸タイプが好みの人にはこたえられない。純銀ボディーの巻ペンタイプは僕が大好きな逸品で重さ、バランス、書き味の3つが揃う優秀なペンだ。ペン先は硬いのだが先端は反らせてあり、このあたりが絶妙な柔らかさを生む。
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posted by entotsu at 00:35| Comment(0) | 万年筆 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする