2022年07月29日

ドゥーニー&バークに見る留め具の美学

近頃のカバンにはこのカバンを持って歩きたいという気にさせるものが少なくなった。まずは作る際の合理性。最初に排除されるのは職人の手作業である。コストコストコストである。ブランドなんかあれだけの値段を取りながら手抜き工程に拍車がかかっている。そんな中でいまではアンティークと呼ばれるようになってしまったオールウェザーレザー作品の留め具が忘れられない。本家のドゥーニー&バークでさえ今ではこんな凝った留め方は辞めてしまっている。そろそろ留め具にこだわる新しいブランドが立ち上がっても良いと思うんですが。まずはドゥーニー&バークの留め方をご覧ください。
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2022年07月26日

秘蔵写真で綴る万年筆殿戦の時代、中屋と松江マツヤ万年筆病院

こちらは開設当初のプラチナから別会社になった中屋。ペン先調整の渡辺さんが元気でいた頃。中屋独特の蒸気発生器でペン先とペン芯を馴染ませている。轆轤は三越万年筆祭りの時の松原さん。側面のサインはシカゴペンショーの実演の時に観客がサインしてくれたもの。
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こちらは松江のマツヤ万年筆病院。長崎マツヤ万年筆病院とは兄弟弟子関係になる。熱烈なファンクラブがあり店を支えている。ご主人はすでに90歳を越えているはずである。独特なルーペを頭に付けて調整される。
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2022年07月24日

秘蔵写真で見る仙台大橋堂

まずは大橋堂先代の店構え。それと占領軍キャンプからの感謝状
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昭和初め当時の万年筆の主流はインク止め式万年筆で書き出しの時擦れてインクが出て来ないため、使う前にまず万年筆を床に向けて振ってからインクを出して書いていた。だからどこでも当時は床にインクが飛び散っていたものだった。それを先代が振らなくてもインクが出るしくみのフラーズ万年筆を開発して販売していた。
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こちらは2代目の植原さんが手作り万年筆の復活を計画して作った漱石万年筆。エイチワークスの長谷川さんはこの万年筆の精度を見て弟子入りを決めた。兎に角精巧に削られた逸品。
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こちらは取材当時の大橋堂。今から22年位前。
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第一回三越世界の万年筆祭りに出店した植原さん。
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