2022年08月07日
趣味文の取材で万年筆の山田に行って来ました。
つい1か月前小林哲夫のカバン工房に取材に行って、その時に万年筆の山田によったら、「俺もう84だで、何時倒れっかわかんねえゾウ!」と言われて。そらりゃあ確かに今取材しておいた方が良い、ということで清水さんに提案して松本の万年筆の山田に行って来ました。轆轤も削ってもらったけど、なかなか元気でアイスクリームをご馳走になりました。4本のヘミングウェイ、グリーンアロー社に山田さんの記事が出たのが2000年で現在までの間に作った手作り万年筆は約450本。現在はカラーエボナイトも手に入るようになったので表情がいろいろ幅広くなってます。今まで作った蒔絵の下絵なんかも見せてもらいました。手作りの技法は漆、蒔絵、螺鈿、彫刻、銀細工の貼り付けなど多種多様。轆轤技術は独学。日本の万年筆専門店では他に類を見ない職人です。万年筆ファンであれば是非松本に行ってその雄姿をご覧ください。