2022年08月16日

大正、昭和初期のバッグたち

鞄を何とか平面上に種類別にいつでも取り出せるように整理する目標を掲げて、ナイロン製のモノは100個ほど廃棄したんだけど。未だに段ボールに入ったままのモノが10数箱。再整理をして長期保存用の段ボールにしまって重ねないと無理になった。カバン談義4ではなるべく数多くのカバンを取り上げ様々な角度からカバンを評価していきたいと思っている。とりあえず20点を考えているのだが、これがなかなか決まらない。歴史的に明治あたりのモノから話していきたいんだけどピントの合わせ方を揃えないといけないのが大変。
これは江戸時代の旅行時に帯に挟む薬入れ「早道」と呼ばれた。
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こちらは明治の頃に使われた男性用の小さな鞄。当時は女性はまだ和服が多いので手に持つ女性用バッグは鹿鳴館のダンスパーティー用しか見たことが無い。
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大正時代の信玄袋、信州で見つけた。底が折りたためてコンパクトになる
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こちらも対象頃の手提げバッグ布地はゴブラン織りが多かった。信玄袋と同じで底が割れて折りたためる。
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昭和初期の三越で売られていたリュック
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昭和初期の子供のリュック、継ぎを当てて大事に使われている。
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posted by entotsu at 23:52| Comment(0) | カバン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

a+pのバッグ。HAKKINのバッグ。HERRINGBONEのバッグ

a+pというのは何処のバッグなのか調べても分からない。この革を平行につなぎ合わせていく手技は中々しっかりしていて、底の部分までキチンと縫い込んである。しっとり革も良い感じでグレイも奇麗。どうやら棚ズレ品みたいで未使用だけどショルダーは付いてない。
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HAKKINというのはどうやらイタリアのバッグで、ただしどこが作ってるかは分からない。作りは効率中心の今時のバッグと違って、底丸の革と言い、ポケットの重ね縫いなど手間がかかっている。この円筒型バッグはこの頃ブランドでは面白いモノ見たことない。僕は円筒型好きなので自分でもデザインしたいと思っている。
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こちらはHERRINNGBONEクラブのカバン。革製品を扱うセレクトショップ。このバッグはアニリン鞣しのバッファロー革で22000円の定価。高級感は無いが口金が好きだからどうしようもない。ハードに使い込めば味が出てくるのかしら。メードインインドになっている。
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posted by entotsu at 00:38| Comment(0) | カバン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする