2022年08月25日

カーボンインクプラチナから販売のルーツ

プリントゴッコが各家庭に配備され人気絶頂だったころ、染料系のボールペンやサインペンを使って描いたものが上手く感光出来ないというトラブルが多発した。それでプリントゴッコのリソー化学からプリントゴッコ用の万年筆、カーボンペンが発売された。最初はカートリッジのみの発売だったがその後OKインクと言う名でカーボンインクが発売された。カーボンペンはプラチナ製でカートリッジもプラチナのモノだった。それでプラチナ万年筆に入れて使ってみたところ、全く問題なく使える。それで「4本のヘミングウエイ」の出版記念の丸善のイベントの時に予約制で発売されたのがこの30CC瓶のカーボンインクである。その昔に僕の所にサンプルで丸善から手紙付きで送られてきた。この30CC瓶と初期の60CC瓶はどちらもキャップの密閉に問題があり一旦開けると漏れることが多かった。この手紙もそれで、漏れたインクで汚れているが丸善がイベント用に依頼して作ったことが良く分かるなかなか貴重な資料である。まずはOKインク
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丸善から送られてきたインクと手紙
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その後カーボンインクで発売された60CC瓶。これもキャップに問題があり現在のモノと変えられる。
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posted by entotsu at 00:26| Comment(0) | 万年筆 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする