2022年09月30日
1997年4月に初めて万年筆博士を取材で訪れた
1997年ごろはようやく雑誌の万年筆特集に聞いたことも無かった万年筆博士セルロイド軸が紹介され始めた頃で、この前に博士の東京出張の時に0.13ミリの極細万年筆を注文して3か月後に受け取って大感激。それで取材で鳥取まで出かけた。この時の店内の展示は万年筆の凋落期に万年筆メーカーから奨励された喫煙具販売の品が飾ってあった。他に修理を施したアンティーク万年筆も多数置いてあった。このようにして生き延びて来たんだなあという見本のような店内だった。2代目山本社長も絶好調にお元気で、この時に「ただ傍観して店を閉めません。万年筆の殿戦を徹底的に戦ってから店を閉めます」とおっしゃったのが殿戦の始まりで旗印になる。



















