去年の10月にあったフェンテの会で紙モノ博物館館長杉本さんからオノトの修理体系を完成させたので問題あるオノトがあれば送ってよ、と言われて、プランジャー式のインクは吸わないは、ペン先にクラークがあるわの書くのを諦めていたものを送ったら、なんと完全修理されて戻ってきた。プランジャーはジュボッって音を立てて吸い込むのである。修理費はリーズナブル。そしたらなんでも送ってくれていいよと言うのでまたまた諦めていた問題児の13本を送った。このうちの何本かが復活してくれればと思っていたら、なんと全部治って帰ってきた。2回に分けてご紹介します。まずは13本の万年筆
最初は笠松と軸に名前が刻印された骨董市で見つけた万年筆。ところがこの万年筆ペン先が付いてなかった。これに杉本さんがペン先を見つけてくれて調整してくれたもの。
こちらはシェーファーのPFM。シュノーケルが伸びてインクを吸入するシステムだが内部の金属が折れて修理不可能と言われたものである。杉本さんはこれを中の部品を取り除き尻部のタッチダウン式吸入が使えるようにゴム吸入式に改造。全く問題なく吸入。
これはウォーターマンのミニ、吸入が出来るように修理。
ムーアのミニ軸、これも吸入を修理
これはシェーファーのプランジャー、じゅぼっと吸います。
此方もオノトプランジャー、ペン先切削加工、調整。デカ字が書けます
此方はやはり骨董市で買った8角形インク止め式。インク漏れを修理。
posted by entotsu at 22:55|
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万年筆
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