こちらはカクノで描いて水彩で着色した高円寺の布や。前回のはスタブの太字で描いて色鉛筆。
2023年02月13日
万年筆画で飛行機のプラモデルを描く
万年筆画の教科書第2弾は身近なモノを1000円万年筆のカクノで描くというのがテーマなんだけど、流石に身近に飛行機は無いのでプラモデルを描きます。幸い大学の同級生が飛行機プラモのプロになっていて、絵と物々交換でプラモを入手している。今回はミッドウェイの映画を見ていた時に、今までは気にも留めていなかったドーントレスがかっこよくて、今回その物々交換を申し込んで出来て来たのが今回のモデルである。しかしプラモデルを万年筆で絵として描くのは中々しんどい!イラストなら飛行機の良さを伝えるので良いのだが、絵となれば自分が見た感動を伴わなければならない。ところが万年筆で描きこんでしまうと真っ黒になり、本物のイメージからは遠くなる。これは結構難しいですよ。それで万年筆で描くのはあっさりで止めて水彩を塗ったのだけれど銀の光沢感が万年筆では難しい。まあここまでで、この先は不透明ガッシュの白を使って光沢を再現し直さなければならない。大変ですわ。
こちらはカクノで描いて水彩で着色した高円寺の布や。前回のはスタブの太字で描いて色鉛筆。
こちらはカクノで描いて水彩で着色した高円寺の布や。前回のはスタブの太字で描いて色鉛筆。
2023年02月10日
万年筆くらぶガシガシトレドの富樫さん逝く
また万年筆殿戦の戦友が逝ってしまった。富樫さんはペリカン万年筆の銀軸装飾が華美であると一羽のペリカンを残して周りをマイナスドライバーで削ってしまった事で有名になった。その削り方が激しくてギザギザの傷だらけなのである。それでガシガシトレドの富樫と呼ばれるようになった。ワインに造詣が深くワインコレクターでもあった富樫さんは出べそと僕を励ます為に凄いワインを持ってきてくれてワイン会を定期的に開いてくれた。おかげでとても僕らが飲めないような銘醸ワインを堪能する事が出来て誠に人生が広がりました。長原宣義氏を囲む会や酒井栄助さんのお話を聞く会などの会では必ず富樫さんの姿があった。たいへん寂しい気持ちでいっぱいです。