2023年03月30日

デュポン、ギャツビーの機構は使われてた!

この間ギャツビーの機構の事をブログに載せた。要するにキャップと胴軸を段差無く棒のようにするのはデザイン的に難しいのを良くデュポンはやったなあと褒めた。しかしせっかく確立したこの機構を使ってないのはもったいないと書いたのですが、ありました。OEMでルイ・ヴィトンの限定万年筆にこの機構を使ってました。要するに金属キャップの円形の突起を軸の内径にはめ込むんだけど、きっちり嵌まると抜けなくなるので緩く嵌まるようにして、首軸に金属リングを巻きそれでキャップの突起を挟み込むようにした。ヴィトンの万年筆の機構は全くギャツビーと同じ。軸の径も同じで長さだけ1センチ違うが、それだけで重さが12グラムも違い重厚感はヴィトンの方がある。
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posted by entotsu at 01:50| Comment(0) | 万年筆 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする