2023年05月23日

万年筆の山田さんから頂いてきた資料

山田さんから段ボールひと箱戴いて来た。僕が万年筆にのめり込む前の暮らしの設計には中園さんのコレクションが載ってました。別な切り抜き資料にはすなみさんのオノト談義が載ってます。
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こちらはシャープペンシル黎明期の1.15ミリシャープ芯、赤と黒の2色のもあります。
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こちらはパーリアメントというブランドの0.9mm芯。箱入りが渋い。
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これは最後に山田さんから頂いた裸婦が象嵌された軸。ペン先ペン芯は付いてないので合うものを探して書けるようにしました。
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2023年05月22日

今月で店を閉める「万年筆の山田」に行って来ました。

店主の久保田さんは現在84歳で現在まで300点以上の、螺鈿や象嵌、象牙、蒔絵などを使った手作り万年筆を作ってきましたが、さすがに加齢とともに視力が低下し、今年いっぱいは続けたいと言っていたのが5月いっぱいで閉店になる。今回は最後の訪問になるので、萬年筆くらぶ会長の出べそを誘って、万年筆に興味がある絵画教室の生徒さんも連れて行ってきました。前回の訪問時には20点ほどあった手作り万年筆は2本を残してすべて完売。お店の閉店を聞いて全国からご挨拶に来て1本づつ買っていってくれたそうです。松本の万年筆の灯が消えてしまうのは誠に残念でなりません。
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2023年05月19日

富樫さんのガシガシトレド万年筆。

フェンテの最新88号に、でべそが出べその書斎欄に2月6日に亡くなった富樫さんへの哀悼の文を載せている。要はペリカン万年筆にトレドと言う銀軸にペリカンが手彫りで掘られた16万程する高級万年筆があるのだが、富樫さんはその装飾が過剰であるとして1羽のペリカンを除いてあとは全部マイナスドライバーで削り取ってしまったのである。丁寧に削られたのではなくガシガシにgitagitaに削られたのである。それは万年筆の集まりで披露されたのだが見せられた人は雄たけびを上げていた。
 絵の資料を探していたらその写真が偶然出てきた。ところがその写真は富樫さんがあまりに皆から酷すぎると言われてヤスリで滑らかにされたものなので、それでも雰囲気は伝わるでしょう。しかしガシガシトレドは1本だと思ってたんだけど2本やってたんだ。隣の2本の逆鱗に触れずに済んだ限定万年筆は装飾がいっぱいあると思うんだけど生き延びてます。
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posted by entotsu at 00:45| Comment(0) | 万年筆 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする