2023年05月22日
今月で店を閉める「万年筆の山田」に行って来ました。
店主の久保田さんは現在84歳で現在まで300点以上の、螺鈿や象嵌、象牙、蒔絵などを使った手作り万年筆を作ってきましたが、さすがに加齢とともに視力が低下し、今年いっぱいは続けたいと言っていたのが5月いっぱいで閉店になる。今回は最後の訪問になるので、萬年筆くらぶ会長の出べそを誘って、万年筆に興味がある絵画教室の生徒さんも連れて行ってきました。前回の訪問時には20点ほどあった手作り万年筆は2本を残してすべて完売。お店の閉店を聞いて全国からご挨拶に来て1本づつ買っていってくれたそうです。松本の万年筆の灯が消えてしまうのは誠に残念でなりません。