2023年07月20日

キャンバス目を生かした絵の具の塗り重ね方の質問

キャンバス目を生かして絵の具を塗る方法が分からないと複数の方からご質問があり、では実例をブログに出しておきますということで、池袋コミュニティーカレッジの裸婦のコースで今やってる作例ですが、まず下地の色があって塗り重ねる時に油絵でもアクリル画でも油や水を絵の具に混ぜすぎるとびしゃびシャになって目の奥まで入り込み全部同じ色になります。油(油は色々複雑ですが)や水を混ぜずに硬いままの絵の具を豚毛にとってキャンバスの凸凹の上の部分だけに乗せると下が透けて見えながら塗れます。これが古典画法の基本です。人物の実例を見てください。
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こちらは上野の夜間の幻想画で描いているソフトクリームのようなアーク。同じようにキャンバス目の上に絵具を重ねているのが分かりますよね。最後にパープルとブルーをグレーズしてます。
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posted by entotsu at 01:12| Comment(0) | 絵画教室 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年07月18日

2回目のツバメの巣と紙に木炭作品

なんだかアトリエに来る1回目のツバメがきっちり3週間で巣立って、それも例年通り挨拶も無しで、ウンチばっかり大量に垂れ流して、片付けが大変なんです。飛び立つときにちょっと翼を上げてピピっとか挨拶が欲しいよね。そういうとこ欠けてるんだわ。そうこうしている次の週に別なところに燕が巣を掛けて今4匹孵化してピーピー泣いてる。燕は幸運を呼ぶというけど今年もさっぱりで、今年は2回もですからなんか考えて欲しいよねえ。
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個展で紙に木炭で描く作品をやったんだけど、試行錯誤するのでバックが描き直しで汚れたり、1回描くと消えないのでそのまま残すしかない。それで完璧版を作ろうと120号のパネルに水彩紙を貼って木炭で慎重に描きだしています。
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posted by entotsu at 01:36| Comment(0) | 作品 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年07月17日

数字ドローイングの展開

万年筆の線で数字をモチーフにしてドローイングを繰り返している。どういうアプローチが良いのか試行錯誤で万年筆をとっかえひっかえしながらやっている。今やっているのは前回載せた構成的な色面で作るものではなく線の運動感を基本に繰り返している。1から順に数字を並べるのとランダムに並べるのでやってみてるが1から順の方がアプローチの変化が分かりやすいようだ。色は数色に限って線を邪魔しないように使っている。
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posted by entotsu at 11:03| Comment(0) | 作品 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする