2023年07月14日

数字を使ったドローイングのアプローチ

12月の個展が数字を使ったドローイングをテーマにしているので様々な方向からアプローチをしている。どうにもコレっというのが出てきませんわ。カラーで色を塗ってるものは下の形を写す必要からトレーシングペーパー超厚口を使っています。
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2023年07月13日

杉本さんのとこから帰ってきた万年筆2

昨日とは別の修理から帰ってきた残りの万年筆です。まずは酒井栄助さんのインク止め、ペン先はプラチナ3776から移植。蒔絵は西原功修氏にお願いしたもの。すっかり回復。
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こちらも酒井さんの軸なんだけど尾栓からカーボンインクが抜けたまま固まってしまっていたのでインク除去が艱難辛苦だったそうで、さらにキャップが裂けて、ねじ切りも空回りの瀕死の品でしたが復活。
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こちらは1940年代のエバーシャープのスカイライン。これもベストデザイン10本に入る優れたデザイン。大好きです。一切吸入できなかったのが復活です。特に黒軸は吸入レバーが無い状態だったのをコインで押して吸入するコインフィラーに改造して戴きました。
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こちらはウオーターマン1940年代。吸入機構を復活して戴きました。書き味が最高なんです。
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万年筆の山田で先代時代のインク止め14金。これも完全復活。
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こちらはパイロット初代エリート。梅田晴夫の万年筆の本で唯一ウオーターマンやシェーファー、パーカーのアンティーク品の巨大ペン先に混じって唯一紹介されたビック巻きペン。シルバーンでは無くこのペンの復活を願っております。吸入はコンバーターでお願いします。このペンの吸入は蛇腹ゴム式ピストン吸入でなんとゴムがまだ生きていたので復活
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2023年07月12日

紙モノ博物館館長杉本さんに修理お願いしていた万年筆帰ってきました。

15本修理お願いしていた半分ほどをご紹介します。半分以上は修理不能と言われていたもので書くことを諦めていた万年筆が復活するのは嬉しいねえ!まずは両ベロ式インク止め万年筆。買ったのは良いけど全く使えなかったモノ。インク止めは効かずインク漏れ。それが変形したペン芯、ペン先を修正して書けるようになりました。
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こちらはシェーファータッカウェイ兄弟。巻きペンと普通ペンの2種。タッチダウン式の吸入方式でこの小さいのが使えるのがうれしい。僕は万年筆傑作デザインの10本に入れます(巻きペンの方ね)。
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こちらはオスミア1940年代、この柔らかい書き味が良いんですよお。
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こちらは昭和20年代のプラチナ。石垣模様のセルロイド軸。これが竹輪加工となっていて要するにペン芯が良くないので上ベロ式万年筆に改造しましたよと言う事です。ですからこの万年筆にはペン芯は無くペン先の上の金属ベロでインク供給してるのですが書き味は良いんです。
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こちらはドデカインク止め。刻印が無いのでブランドは不明。
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