2023年07月12日

紙モノ博物館館長杉本さんに修理お願いしていた万年筆帰ってきました。

15本修理お願いしていた半分ほどをご紹介します。半分以上は修理不能と言われていたもので書くことを諦めていた万年筆が復活するのは嬉しいねえ!まずは両ベロ式インク止め万年筆。買ったのは良いけど全く使えなかったモノ。インク止めは効かずインク漏れ。それが変形したペン芯、ペン先を修正して書けるようになりました。
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こちらはシェーファータッカウェイ兄弟。巻きペンと普通ペンの2種。タッチダウン式の吸入方式でこの小さいのが使えるのがうれしい。僕は万年筆傑作デザインの10本に入れます(巻きペンの方ね)。
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こちらはオスミア1940年代、この柔らかい書き味が良いんですよお。
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こちらは昭和20年代のプラチナ。石垣模様のセルロイド軸。これが竹輪加工となっていて要するにペン芯が良くないので上ベロ式万年筆に改造しましたよと言う事です。ですからこの万年筆にはペン芯は無くペン先の上の金属ベロでインク供給してるのですが書き味は良いんです。
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こちらはドデカインク止め。刻印が無いのでブランドは不明。
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posted by entotsu at 01:55| Comment(0) | 万年筆 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする