2023年07月20日

キャンバス目を生かした絵の具の塗り重ね方の質問

キャンバス目を生かして絵の具を塗る方法が分からないと複数の方からご質問があり、では実例をブログに出しておきますということで、池袋コミュニティーカレッジの裸婦のコースで今やってる作例ですが、まず下地の色があって塗り重ねる時に油絵でもアクリル画でも油や水を絵の具に混ぜすぎるとびしゃびシャになって目の奥まで入り込み全部同じ色になります。油(油は色々複雑ですが)や水を混ぜずに硬いままの絵の具を豚毛にとってキャンバスの凸凹の上の部分だけに乗せると下が透けて見えながら塗れます。これが古典画法の基本です。人物の実例を見てください。
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こちらは上野の夜間の幻想画で描いているソフトクリームのようなアーク。同じようにキャンバス目の上に絵具を重ねているのが分かりますよね。最後にパープルとブルーをグレーズしてます。
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posted by entotsu at 01:12| Comment(0) | 絵画教室 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする