大物の制作の日々

個展で発表したNOAHS ARKの作品がいろいろ不完全なところが気になって、120号のパネルに水彩紙を貼って完璧版を描き直している。ところがこの作品は有機形態で描いていたんだけど、なんだか無機質なものも大画面でやりたくなって壁に300号くらいの紙を貼って描き始めた。どうなるかは分からないけれど描き始めは何でも楽しいですわ。数字のドローイングも書道の概念を捨てて書き足す造形にしたらイメージがつかみ始めた感じ。

上野の森美術館アートスクールクロッキー特訓講座

現在上野の森美術館アートスクールの夜間クラスは1か月クロッキーをやって100枚描く月間に入っているのだけど、さらに特別講座で午前午後で5分クロッキーを36枚描くのを8月に2回、9月に1回あるので、このところクロッキーを描きまくっている。生徒さんも年に1回くらいしか描かない人も描き始めはがたがただったのが午後の終わりごろには結構形も取れて良い線も引いている。線のリズム感は30枚くらい描いてから出てくるもので、そこからがゾーンに入って描ける訳で、芸事は精進以外はありません。

こちらは僕の作品

オリジナル布バッグ考

先代の実家に帰る時は、取り合えず仙台駅の寿司哲で寿司哲物語を食べて、仙台ヘルツに寄って仙台ヘルツオリジナルバッグを見て、それから光源社に行く。そこで世界各地から集められた布やアンティークモノを物色するのだが、この頃品ぞろえがイマイチなのである。昔はインドの古布で作ったバッグなどがあったのだが、もう古布が無くなった為、古布に似せて作ったもんを使っているので全然ダメなのである。そんなこんなで今ユリエさんの小物の袋に織り込む数字デザインをやったりしてるので次第に布バッグを作りたい欲求が高まって来て布のバッグを引っ張り出してきている。まずはインドのポシェット。

インドの古布のパッチワークトートとポシェット。


飛騨高山で見つけた昭和初期の雑巾で作ったペンケース

日本の襤褸のトート