2023年08月07日
数字のドローイングの壁
さあ、のんきに数字のドローイング楽しいなと思っていたら、どうやってもカリグラフィーにしか見えない。かといって太い筆で大きく描くと依然やっていたアクリルの数字シリーズと変わらなくなる。カリグラフィーでは無く絵画になるためにはどうアプローチしたらよいのか壁ですわ。
遂に「三体」シリーズ5巻読了。
今何か面白い本ありませんかと聞かれたら迷わず、この劉慈欣の「三体」である。きっかけは直近で読む本を探して本屋をぶらぶらしてたら、新海誠が劉慈欣の「円」という文庫本の帯に「三体は傑作だが僕が一番刺激を受けたのは短編の「円」です」と書いていたので、とりあえず買って読んでみたら奇想天外な壮大なスケールの話で面白かった。それなら三体も読んでみようと全5巻、1部が1巻、2部が2巻、3部が2巻である。まず1巻目を買って読んだら中国の文化大革命時代の主人公の父親がどのように殺されたかを実にリアルに書いてあって、そこから現代のバーチャルリアリティー三体ゲームが絡んできて三体惑星の異星人軍隊が実際に450年後に地球を滅ぼしに来る。というのが1巻で最後の5巻目には地球どころか太陽系が滅亡するという話です。これ以降のSFでは宇宙に明るい夢なんかないし、異星人とは仲良くなれるわけが無いと真剣に思うようになります。オバマさんの愛読書だったそうです。