2023年10月31日

遠ざかるグルカバッグ。

この間伊勢丹のメンズ鞄フロアーに行ったらグルカが無かった。まあ、とにかく重厚な革バッグは次々に撤退させられていて、軽い、明るい、バッグが主流になった。男性の化粧が当たり前になって来てカバンのファッション性が重視されるようになって昔の手に持つカバンは完全に廃れた。サラリーマンもほとんど8割がリュックでそれもナイロンで、手に持つカバンを持ってる人はリモアか薄いブランドの革鞄。
 それで伊勢丹グルカで検索したら項目はあるんだけどカバンは出て来ない。それでもアメリカではまだグルカショップは健在のようで、グルカファンのサイトも色々あって、グルカ好きは居るんだなあと安心した。
これは伊勢丹グルカのパンフレットと手入れで集合した僕のグルカ達。30年位前のバッグたちです。
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2023年10月30日

フェンテ、ワーグナー万年筆交流会

コロナ前まで北欧の匠で行われていたフェンテの万年筆交流会は換気問題が解決できないまま開催できずにいた。そこにワーグナーの森総裁がワーグナーと浜松町、産業文化センターでの同時開催を呼びかけ今回で3回目になる。今回の会場風景はまさに戻ったなあ、と言う感じ。多くの人が集い万年筆を中心に語り合う話題の中心はユーロボックスの藤井さんが仕掛けた万年筆ジャンク品生け簀。500本ほどのジャンク万年筆が並べられている。値段は藤井さんに聞くと人を見て答える。
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まずは今回手に入れた万年筆。まずは森さんのコーナーに、なんとパイロットカスタム漆の、森さん言うところのジェネリック万年筆。要は中華万年筆にジョウヨウのフレックスニブ白ペンをふでまん仕様でつけてあるもの。本物のパイロット漆は目の玉が飛び出る値段ですが、さすがジェネリック、目玉が吸い込まれる値段。2本ゲット。
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こちらは藤井さんの所で手に入れた6本
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これは面白いよ、三越の箱に入った三越万年筆?しかしどこにも三越マークは無い。しかしそれっぽい。14金ペン付き。ネジは馬鹿。当然吸入はしない。
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これは唯一使える2本。パイロットエリートミニ、スターリングシルバーキャップ。とシェーファーインペリアル
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こちらは吸入が壊れてる4本。杉本さんの所に持って行って直してもらおうと思ったら、こんなもん直すだけ無駄と拒否される。キャップが割れて短くなってるのはウオーターマンなんだけどなあ。
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こちらはシロウさんのとこで売ってたパーカー51,旧バージョン。それを超極細に研いでもらった。
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2023年10月27日

益子そえやさんの訃報

添谷さんから、陶器市の案内が届いた。ところが最後の所に主人、添谷修一が4月10日に永眠しましたと記されていた。腰が抜けた。益子の陶器市には毎年通っていて、中でもそえやさんの作品には一発で魅かれた。そえやさんも河井寛次郎が好きでよく研究していて、そのゴッツイ高台と呉須の蒼。まるで河井寛次郎そのものがあるようだ。それで20代のころから足蹴く通っている。
そえやさんは当初先代の後を弟が継いでいて修一さん自身は大学の事務で勤務していた。それが弟の急死をきっかけに益子の陶芸学校に通い先代の後を継いだ。益子伝統の柿湯の茶色と呉須を得意とする。大作も魅力的で大皿を2枚持っている。湯呑などは全部で100個は持っていると思う。それでも儲かったら店に飾ってあるでかいやつを全部買おうと思っていた。それが3,11で全部棚から落ちで割れてしまった。漸くこの頃大物が揃っていているところだった。僕が当たるの待てなかったのかなあ。
その昔、一度温度が高くなりすぎて黒くなった呉須を見せてくれたんだけど、それが良くてもう一回焼いてくれと50個特注した。あちこちにあげてたら今は2個しか残っていない。
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河井寛次郎の陶硯に感動してそれを再現してもらった。
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布袋竹の万年筆置き
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セーラーのインク瓶入れ
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味のあるおちょこ
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片口
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今度の陶器市には線香をあげに行ってきます。
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