1999年の酒井栄助さんの取材に行った時の写真

新年になっても大掃除が続いているんだけど、貴重なモノが出てきた。1999年に万年筆の胴軸をエボナイトを轆轤で削って作る最後の挽き物師と呼ばれた酒井さんの所に取材に行った時の写真である。その中に自分史を記録したものがあってその中の数ページを写真に撮っておいたのだけど、今考えれば酒井さんが亡くなって、息子さんも亡くなってるのでこれらの貴重な資料は灰燼に帰しているのだと思う。多分この写真しかもう残っていない。記録と言うのは本当に大事だなあとつくづく思う。

こちらは酒井さんが出征の時の写真

こちらは剣舞の師範をしていた時の写真。

こちらはインク止め万年筆が売れなくなってきた時にアルバイトで作った産児制限器