2024年02月08日

長崎ディープな夜

4日にマツヤの取材をして次の日は帰るので、その日は長崎で編集者の人と鯨飲馬食。次の日はグラバー邸、新地中華街、あたりをぐるりと歩いて空港に行くと、なんと大雪の為欠航。明日の便しかありませんということでまた1時間かけて長崎市内に戻りホテルを探して、もう6時を過ぎている。編集者の人は今日はもう飲めません、ということでひとりで気になっていた眼鏡橋周辺を思案橋からそぞろ歩きする。夜の街歩きは大好きである。飲み屋を探してぶらぶらするのは最高の楽しみだ。それが裏通りが実に良い。ランタン祭りが週末から始まるので町中にランタンが飾ってあって、それも良い感じ。まあ、ご覧ください。
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飲み屋もよさそうyなのが次々出てきます
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それで結局入ったのがこの店。刺身一人前に、うちわエビを盛り込んでもらいました。刺身と言えど仕事がしてあって、焙ったり、塩で絞めてあったり、うちわエビは天然記念物を食べているようで気が引けますが取れる身は二切れ。味はイセエビのような感じ。味噌汁にしてもらいました。その後アナゴひつまぶしと戴きました。満足な夜。
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さらに和風の作りのバー三浦、これは良さそうだという臭いがしたんですねえ。入ったら大正解。本格的なバーでした。マティーニは長い長方形の氷でステアして、何と使うジンはTENです。贅沢過ぎる。ギムレットも申し分なく、ロックのウイスキーも2種、これも知らなかったけどやたら美味いシングルモルトの洋と和と。会計は銀座の6割くらい。ここに住みたい。
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2024年02月07日

長崎マツヤ万年筆病院に取材に行って来ました。

20年振りにマツヤを訪れました。20年前は御主人で職人の原康二さんいて居て、奥様の百合子さん、娘の千香子さん、夫の卓也さんが居て、万年筆を調整して売る最高のチームでした。さらに、2005年に千香子さんと卓也さんの娘の知世さんが店を継ぐことを決めて、店に立つ。ところが2010年に康二さんが転んで肩を骨折、入院してたところで院内感染で肺炎を発症して亡くなる。その後知世さんはダイアモンドの調整師中谷さんの所で万年筆修行を5年間やって店に戻る。それが2015年あたりで、さらに突然大動脈解離で卓也さんが昨年亡くなる。現在のマツヤはすべての万年筆の調整を知世さんがやって、千香子さんとベテラン従業員の方とマツヤを動かしている。詳しくは趣味文で。ダラット凄い万年筆が重なっているのは千香子さんの万年筆。
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2024年02月02日

趣味文の連載今度のお題は長崎マツヤ万年筆病院です。

コロナや出版社倒産事情などで全然取材が出来なかったのが、ようやくマツヤ万年筆病院に20年振りに取材に行きます。職人で大黒柱の原康二さんが亡くなり奥様の百合子さんが亡くなり、昨年は娘さんの千香子さんのご主人の卓也さんが亡くなった。現在は千香子さんと千香子さんの娘さんが調整を行っていると風の便りには聴くが、今回すべてを取材させてもらってきます。
 最初の取材の時に帰りがけに原さんが「僕にしか出来ない調整があるんだけどね、これは149のBBでなきゃ出来ないんだよ。」それで他のではだめですかねえ?とお聞きしたら「まあ、プロフィットの大玉を使えば近いモンができるかもなあ。」とおっしゃるので是非にとお願いして後日送ってもらったのがふわふわ夢見るような書き心地のペン。まずは普通のプロフィットを見てください。すべての万年筆はペン芯が先端近くまでせり上げてインクの流入をスムーズに行うようになっています。ペン芯の溝は深く掘り直され、蒸気で時間をかけてペン芯とペンを結婚させてます。画像はまず、プロフィットスタンダード。次がフワ研ぎ。
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