2024年04月02日

首ネジ愛偏愛記

万年筆の形では何が好きですかと問われれば、書きにくい、持ちにくいを取っ払って言えば首ネジ万年筆の形である。首ネジと言うのは昔昔の繰り出し式万年筆に使われていたスタイルで、繰り出し式とは軸の中にペン先が収納されていて、キャップを取って尻軸を押すかねじるかでペン先を出して使う様式である。現代のようにペン先が出たままでキャップを閉めるとキャップが長くなる。しかしペン先が付いたままキャップを短くできないか様々軸轆轤師の酒井さんにお願いして作ってもらったのがこの2点である。長い方は森山さんが提供してくれた149のペン先とペン芯を長原大先生がエンペラー付きにしてくれたもので、蒔絵は西原さん。もう一つは数字の指輪をはめた、極力短い首軸にしてキャップを短くしたモデル。
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こちらは僕が持っている繰り出し式
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posted by entotsu at 01:08| Comment(0) | 万年筆 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする