2024年05月27日
沖縄から届いたスイカ
スイカが届いて驚いた。スイカなんか貰ったことが無い。それも沖縄から送られてきた。沖縄に知り合い居ないよなあと思って名前を確認したら、渡口万年筆の渡口さんからだった。6月10日からのオーギャラリーの個展が30回目を迎えるので、そのお祝いです、との事だった。個展のお祝いにスイカを貰ったのは初めてですが、嬉しいですねえ。沖縄のスイカは食べたことが無いです。びっしり冷えてどっしり重いです。渡口さんの所に取材に行ったのはもう10年以上前で趣味文でもまだ連載が4ページの頃でした。先代の苦労して始めた万年筆店の話から、其れを受け継いだ2代目の戦後のご苦労まで、実に濃い取材が出来ました。この貴重な記録は何時か万年筆の達人パート2に記録されると思っていたのですが、まさかの出版社の倒産。万年筆の達人自体も差し押さえ物件となり廃棄処分。世に出ることはありません。せっかく語り継ぐべき物語として残したつもりだったのが砂上の楼閣となってしまって、本当に辛いです。なんとかこれまで書いたものを決定版として残しておきたいんですがねえ。



