2024年08月09日

引っ越し準備で偉いことになってっるのに、出てきたロットリング万年筆。

ロットリング600という6角形の金属軸の万年筆が出たのが1980年代だったと思うんだけど、そのワンランク上の細軸円筒形のロットリング700という万年筆が出たクリップ構造は違うけどキャップを取ればモンブランノブレスと同じじゃないの。と、思ってたんだけど。そのロットリング700が出てきた途端にモンブランノブレスとどう違ってたんだろう?と言う思いが膨らんでしまい、引っ越しの整理がノブレス探しに移行してノブレスを2本見つけた。その結果、ノブレスは14金ペンで、ノブレススリムがスチールペン。このノブレススリムをキャップを変えてOEMでモンブランが作ったのがロットリング700でした。ノブレスはエボナイトペン芯に対してスリムとロットリングはプラスチックペン芯。さてインクを入れて書いてみるとと言う誘惑には打ち勝って片付け再開です。
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2024年08月07日

マルディ、バレリーナ合評会

今日はマルディ合評会。今回はバレリーナを描きました。立ちポーズで両脇の空間処理が難しいのと、チュチュには皆さん苦労してましたが、立体感を作るためのモデリングや色彩の使い方には皆さん進歩があったと思います。作品をご覧ください。
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こちらは僕の作品、パネルに水彩紙を張ったモノにアクリルです。

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2024年08月06日

パイロットカスタム745スターリングシルバー万年筆

パイロット平塚工場を見学して、ずっと原稿を書いていたので、体がすっかりパイロットになって使う万年筆もパイロットばかりになった。絵を描くようにはパイロット743スターリングシルバーを森山さんにfudemann仕様にしてもらったもので描いている。森山さんのfudemann仕様は曲げる長さを大きくしてこの万年筆は先端をとがらせて極細から3ミリまで出るようになっている。ペン芯から先端は相当離れているがインクはしっかりコントロールされ極細の部分はきっちり極細、それでいて傾けると表情が変わる。寝かせると段階的に超極太になる。どうやってインクを引っ張ってくるのか神業である。よほど時間を掛けて調整されてるんだろう。これ大変ですよね?と聞いたら「大変に決まってんだろ!」と言われた。職人さんには伝統を寸分の狂いもなく継承しようとする人と、自分の考えを元に大胆に変革して飛翔する人が居る。森山さんは勿論後者になる。職人さんは基本的に変わった人が多いが森山さんはずば抜けて変わっている。完全変人である。僕自身は極めてまともな人間なのでこういう人を見ると嬉しくなってしまう。森山さんの手を駄目にした30人の中に僕も入っているので早く温泉に連れて行きたいのだが、まだ絵が売れない。手相はかなり良くなってきてるのでもうすぐじゃないかな。
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