スケッチ旅行エスタンでのスケッチと合評会

朝８時半から描き始めて３時間半掛かってエスタンの城を描きました。気温１２度。ヒートテックを着てダウンを着てもまだ寒い。今回のエスタンの城は新しい試みでハッチングを極力使わず線とふでDEまんねんの大小の点だけで描いてます。下描きも無しの一発勝負。これをやったのは凄いんだけどなあ。勲章もらっても良いくらい。

こちらは合評会で僕が描いた作品を並べて見せているところ。

エスタン最後の日にホテルのシェフの名物の地場産チーズとジャガイモを混ぜ練り上げる実演がありました。

スケッチ旅行エスタン。

コンクに4時間ほどいてエスタンに向かう。この町も巡礼の道の要衝で巡礼者が多く行き交うが皆さん派手な格好でステッキをついて通り過ぎるので、やはり巡礼の道のイメージがない。この町には元フランス大統領のジスカールデスタンの実家の城があり河と町と城の組み合わせで絵が描けるのはイタリアにはなかった組み合わせかな。ここの料理の名物は伸びるチーズとジャガイモを混ぜ合わせたアルゴとソーセージセットが抜群に美味い。ビールはベルギーのブラウン生ビールでこれがめったやたらに美味かった。

スケッチ旅行コンク

今回のテーマは巡礼の道の街を描くということで、当然巡礼者が敬虔な気持ちで祈りを捧げながら歩んでいくのを町の人たちは暖かく見守るイメージだった。それを僕は感涙にむせびながら手を合わせる、のだと思っていたら、まずは恰好が違う。巡礼者なんだから基本，聖フランチェスカのようなずたぶくろに身を包み裸足で歩む、と思っていたのが皆さんやたらカラフルなスキーウェアにストックをついて巡礼者というよりはアスリートであります。まったく風景と同化しない。四国お遍路のようにお遍路グッツを一番霊場で揃えられるようにフランチェスカの図多袋ファッションをやって欲しかった。今回はカレナックからエスタンに行く途中にコンクという巡礼地の要衝とというべきところに行ったのだが、巡礼者の敬虔なグッズなど無くて、ヌガー屋とか銀製品の店、浅草のような雑多なお土産屋さん。参りました。まあ兎に角街をご覧ください。