2024年11月29日
ひたすらイタリア山岳都市
華僑、架橋,家郷、相変わらず山岳都市を描く佳境が続いてます。兎に角みんな細かい。そろそろ1回全部冊子に張り込んでみて全体調整を始めなければなりません。ラグーサ新市街、ラグーサ旧市街、マテーラ、ボマルツォをやってます。
2024年11月27日
オノト2本、万年筆画参戦。
延々と福音館の原画を描き続けているんだけど、異常に込み入った中世都市ばかりを描いていて、まあ、自分で選んだんだけど、自分の万年筆画史上でもこんなに細かい描写はした事がないほど細かくて、万年筆画を見ただけで具合が悪くなる。嫌嫌嫌で逃げたいんだけど逃げられない。それで描く万年筆をとっかえひっかえして鬱から逃れようともがいてる。それが人物描写の場面があって、風景は超極細じゃないとダメなんだけど、人物は良いんじゃないかしらと思って、先日フェンテの会で杉本さんから買ったオノト2本にメンテナンスのし易い極黒を入れて使い始めたらこれが良い!杉本さんが「僕が調整した万年筆が書きにくいわけがない!」と豪語する通り、この2本は100年前のペンとは思えないほどリアルに真空プランジャーが大量のインクを飲み込んで裏も書けるは、フレックスはするわでまことに楽しく絵を描いている。おまけに貰ったパイロットのテコ式赤軸もやたら描きやすい。
2024年11月26日
WELLのインク止め式ファルカン万年筆。
マジで時間がないのに、もう福音館の万年筆画締め切りが迫っているためアトリエでイタリア中世都市を描いて、間に合わないので自宅で描いて、右を向いて描いて、振り返って描いて、下を向いて上を向いて描いてますが、限界が来ます。そうすると逃避に走るわけで、今回はフェンテの会の時に杉本さんから買ったWELLの白ペン、なんとこれがファルカンなんです。ペン先は白ペン。逃避理由は極細のより良いペンを探すためと、自分には言い聞かせ、ファルカンは極太に変化するペンなのに極細なわけがないが、もしかしたら?なんて理由を付けてカーボンインクを軸に流し込み、さっそく書いてみました。インクが溢れ出る感じでいきなり太い、さらにフレックスすると2ミリ線まで出る。逃避もここまで、画像をご覧ください。