2025年01月10日

藤本よろず万年筆駆け込み所から修理ができてきました。

10月のフェンテの会の時にお願いした修理品8本が帰ってきました。うち、スカイライン1本はレバー式吸入機構が根こそぎないため、修理不能で出戻り、それじゃあ可哀そうだというので日本の昭和20年ごろのスカイライン、パクリ商品。その名もNEW STAIL、しかしこのペンがめちゃくちゃフレックスして面白い。さすが名人藤本
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こちらはウオーターマン、キャップの下部分が千切れ、軸のクラック、ペンのクラックがあろうとも、王者の風格。書き味が良い!
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パイロットが一世を風靡したパイロットショート。山梨万年筆商会の近くの古い文房具屋で見つけたんだけど、インクを入れてもウントモスントモ言わなかったのが実用で使えます。
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謎の赤軸インク止め。これがまたフレックスして面白い書き味。
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こちらはインク止めのRIYON。これも不思議な書き味、DSC01629.JPGDSC01623.JPG
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2025年01月08日

新年仕事始め

今日から仕事始め。マルディと上野の森アートスクールが初日。マルディは新しいモデルさんでポーズ決めと固定ポーズ開始。僕の下地はストライプ下地。上野はバックに銀箔を張るのでグリーングレイ下地に裸婦を描く2回目。参考作品は今回前回あまりうまく貼れなかったので日本画の先生に聞いたら、マットメディウムは糊としてびしょびしょくらいがちょうどいいというのでやってみたらその通りスパッと貼れる。ところが人物のバックにだけ糊を塗って裸婦には塗らずに張り込んだら、なんと毛細管現象で銀箔が糊を吸い込み裸婦の部分まで接着してしまってグタグタ。マスキングしてからやらないとダメなようです。
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2025年01月07日

蒲田AKTの長原大先生のペンクリ

相変わらず片付けが続いていますが、今日はアトリエを使えるように狂ったように片付け。しかし狂ったとはいえ予定の10分の一。
この頃、長原大先生の作った布袋竹のキングイーグル、竜の飾り付きがネットで270万の値が付いていて、いくら何でもと驚いたが、これは当時は30万で出していたもので、一緒にシカゴペンショーに連れて行ってもらったときにシカゴでいくらで売るんですかと聞いたら、海を渡ったけえ、60万じゃ!となった。太平洋を渡ると2倍になる。それが出したとたんに持って行った3本が売れた。しかし今度は9倍の値である。火星にでも行ってこないと跳ね上がらない値段である。それが今日片付けしてたらまた昔の写真が出てきて、以前長原さんが主催の柳さんに呼ばれてやっているペンクリで期間中、川西さんが付ききりで取材している。川西さんは当時のペンクリの様子を実に丁寧に書き残してくれていて、これは当時を知る貴重な資料である。ところが今になって考えると、川西さんはペンクリの様子は詳しく書いたが、自分が買った竹万年筆のことは一つも書いてない。竹万年筆の最大のコレクターは川西さんと剣先万年筆の樫本さんだが、自分の万年筆についても書いておいて欲しかったなあ。
さて出てきた写真にはペンクリの様子と会場の大先生の後ろに飾られたショーケースいっぱいの長原コレクションが写っている。竹万年筆も常時20本は飾ってあったから大先生ファンにはたまらない店であった。
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