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2017年09月04日
DERVAUXのブリーフケース
街のリサイクルショップを覗いていたらやけに気になるバッグがあります。周囲のコバが剥げてボロボロ感があったのですが何しろ革が良い、ずっしりとした重みでしなやか、さらに作りが丁寧。そして開くとくるりんと広がる。これはただものじゃありませんよ。相当歴史がないとこんな開き方をする鞄は作れません。店のコメントにはベルギー王室御用達DERVAUX社に前オーナーが特注したもの。とあるが、なにせ見た目はボロなので値段はまあ、安い。散々迷ったがしっとり来る持ち味には勝てず買ってきた。帰って調べたらエルメスに比肩する老舗で値段は桁が一つ違っていた。とするとめちゃくちゃ安かったことになる。取りあえず薄く油を入れてコバを塗り直したら見違えるようになった。大きさも大きくA3が入る。ネットの歴史に出ていた右に移ってる皇太子が使っていたのと似ている。コバが乾いたら油たっぷりあげよう。





















