2019年09月15日

ガレスロバーツのパンツ隠し事件

なんと、パソコンの画像取り込みがクラッシュして画像が取り込めなくなった。いろいろやってみたけどダメで専門家に見てもらうしかない感じ。時間が掛かりそう。それで今回は画像無しの話です。
 大学を出て中高一貫学園に就職した。寮生が4分の3を占める学校だったので教員も寮に住み込みだった。ガレスはラグビーと英語の先生でデカい、がたいと短足、のウエールズ人である。凄く偉そうに職員室に端座しているので、こいつとは絶対仲良くなれないと思った。ところがガレスは酒で暴れまわり完全に先生の中では浮いていて、どういうわけか僕も酒は徹底的に飲まなければだめだという教育を諸先輩方から受けていたため、やはり先生たちから浮いていた。それで給料は1週間で飲んでしまうので同僚の部屋に行って酒を漁っていたのだけど、あんたと飲むと校長に睨まれるのでと鍵を掛けられるようになった。それでガレスはビールを通常5ケースはストックしていていつも酒が彼の所にはあったので必然的に親しくなって、つるんで飲むようになった。おかげでガレスが暴れたのを僕のせいにされて2回始末書を書いた。
 先生たちの勉強会が湯河原で2連泊してあった。勉強会は9時まであるのでそれから飲む。突然僕の部屋にガレスが来て、今校長が風呂に入っているからパンツを隠しに行こう!と誘われたが、阿保かおまえは!と言ったら指を立てて、お前はチキンだと罵られた。
 しばらくすると腰にタオルを巻いた校長が僕の所に来て「古山さん、パンツ返してください」と言われた。いやいやいやいや僕じゃないんですけど、ちょっと心当たりがありますので探してきますとガレスを探し出して、お前!おれんとこに校長来たぞ!と言ったら、チキンは帰れと追い返された。それで風呂場周辺を探したが無い。もしかしてと思って販売機の裏を見たら、裏にパンツが上から投げ込まれていてホコリ、クモの巣、を全部吸い取って下に落ちてたので便所の箒で引きずりだしたら完全にねとねとになっていた。それで石鹸で洗って校長の所に持って行ったら何も言わず僕の事を睨みつけていたので、あれは僕がやったと思われてるね。
 その後ガレスとは彼が学園に居た1年半の間にずいぶんとやらかした。かれが辞めた2年後にロンドンに行くと連絡したら彼女と一緒に会いに来てくれて、僕は美術館に行きたいと言ったのだけど、まずパブを5件梯子させられてビールを10リッター飲まされた。それからナショナルギャラリーに行ったのだけど、一人で見るから良いというのに彼女と付いてきて僕の真後ろでまるで便器のバキュームを剥がすようなバキュバキュと音を立ててキスをしながら付いてくる。おかげで今でもナショナルギャラリーの画集を見るとあの音が聞こえてくる。その後倒れるまでウイスキーの一気飲み。
 そのガレスが今年の10月にラグビーワールドカップに来るという。卒業生から僕に会いたがっているというので、よっしゃあ、37年ぶりに会ってロンドンのリベンジしてやると、ラグビー部の尾立とガレスが泊まる浅草にホテルを取って狂ったように焼酎の入ったホッピーを飲ませて潰してやろうと虎視眈々と手ぐすねを引いていた。突然卒業生から連絡が入りガレスが脳溢血で昨日亡くなりましたとのこと。参りました。それが中西先生が逝かれた同日です。ため息が出るばかりのこの頃です。
posted by entotsu at 23:11| Comment(0) | 万年筆 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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