2022年08月26日

26年後のシェーファー、ブラックインク

顔料カーボンインクが発売される前、黒のインクは太陽光にさらして一番退色しなかったシェーファーの黒を使っていた。カーボンインク発売後はそちらのみの使用になったため、今まで使っていたインクは箱にしまわれてそのままになっていた。片付けの時に箱が出て来て26年間そのままになっていたのだけど、なんと中のインクがゼリー状にゲル化していた。今でもぷにぷにしていて水に溶ける。触ると凄い着色力で石鹸で洗っても取れない。耐光性が強いのが分かる。他のパープルインクは未だに問題なし。もう一つの黒は湿気で蓋容器が腐食してインクが3分の1になっていたが未だに液体を保っていた。
同じ箱に入っていたドクターマーチンインクはプラスチックケースの為、蒸発して3分の1になり、色が分離していた。これらは顔料インクで買った時から振って分散させても3日くらい経つと沈殿していた。プラスチックは微量の空気を通すためカートリッジも古いものは中身が減っている。
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posted by entotsu at 02:56| Comment(0) | 万年筆 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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