2024年01月22日

万年筆画の下地の考察

現在僕が紙以外で作品を描く時は、一番多いのがアクリル垂らし込みキャンバスに和紙を貼ったモノ。和紙を貼りこむ枚数で下の色が薄れ白っぽくなる。まあ、ペンが当たるのが和紙なのでインクの付きは一番良い。
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こちらがキャンバスにアクリル絵の具のグリーングレイを塗って、ジェッソとモデリングペースト半々で混ぜたモノをナイフで塗り伸ばす。乾いたらアクリルのグレイスープを掛けて削り出す。これも面白いんだけど下地の白を生かすとなると白を残す必要があるからあまり色彩のグラデーションが使えない。それで自作のレッドセピアインクで色味を付けている。
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今回このスプレー下地に描いてみて、上記2つの技法と比べて圧倒的に色彩が強い。ラシャ紙を蛇腹折したものに左右からオレンジとライトグリーンのスプレーを掛けている。今後の課題は下地の色だなあと思った。
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posted by entotsu at 01:32| Comment(0) | 作品 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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