400個もあった。大皿とか丼、皿を入れると600くらいありそうである。初めて全容が分かった。
もともと陶器は好きなんだけど益子、笠間が近くなので年に4回くらい通ううち、益子のそえや、さんと出会い、河井寛次郎の御須の色と高台にぞっこんになり、特注で作ってもらったりもして、角面取りの茶碗は究極の出来だと思っている。それが昨年突然亡くなり、これから作ってもらいたいものがあったのに本当にがっくりである。
笠間にロイさんというイギリスの作家がいて奥さんがチエコさんと言って絵付けを担当していた。ロイさんの作る造形は日本人では絶対出てこない形で、チエコさんの絵付けも伸び伸びして実によい。それが離婚して、今までロイ&チエコだったサインがロイだけになって、色は精彩を欠きつまらなくなった。そのころロイさんは放浪の旅に出て一時帰ってきたが現在は行方不明である。
備前は卒業生が備前の窯元になっているので個展の度に結構買っているので大小さまざまある。
その他、萩焼きや粉ひきの器も好きで結構ある。江戸のそばちょこなんかも良いんですよねえ。織部も大好き。