2026年02月03日
プレッピーKAKUNO問題
先日万年筆画の生徒さんから、先生はプレッピーを勧めてますが、KAKUNOはどうなんですか?と聞かれて、さて困った。万年筆の能力としてはKAKUNOは抜群である。パイロット平塚工場に取材に行ったときにパイロット漆の20号ペンの切割を手作業で入れている隣で、なんとKAKUNOの切割も手作業で入れていた。その後ルーペで検品までしてた。KAKUNOの前身はデスクペンでペン先もペン芯も同じ形状をしている。担当の方に、あれはKAKUNOとは何か変えているんですか?と質問したら、インクの出を最優先するように切割とペン芯の溝を変えてますとのこと。だからスラスラかけるのだ。弾力もあってトメ、ハライにも対応している。問題はパイロットの顔料インクの強色のカートリッジが無い。だからKAKUNOを使うときはコンバーターを買って装着しなければならない。KAKUNOが1100円。コンバーターが550円だから合計1650円かかる。更にコンバーターの能力が低くさっぱりインクが入らない。インクも瓶で買うので強色で1100円。プラチナカーボンインクなら2200円要するに安くても使い初めに2750円かかる。対してプレッピーは0.2ミリで550円カーボンインクカートリッジ4本で330円1本80円だから630円で描きだせて、スリップシールドキャップなので1年間使ってなくても乾かない。更にKAKUNOはペン先が柔らかく反応するように作ってあるので、高速で横線を重ねるハッチングには弱い。プレッピーはペン先が硬いのでハッチングに強い。だから教室ではふでまんが基本仕様なんだけど、形状的にハッチングに弱いのでプレッピーを組み合わせて使用するように勧めている。だけどKAKUNOが強色がカートリッジで出れば3本体制で勧めるんだけどね。


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