2020年03月13日

森山さんの柔らかいモンブラン

我孫子フルハルターに行ったときにモンブランの柔らかいペン先の時代のものをまんねん仕様にできるというお話になって、是非にとお願いしていたものが出来上がりましたというので、受け取りに行ってきました。そこにはなんと2本出来上がっていて146仕様のものと149仕様のものであります。書いてみて驚きの柔らかさと粘りです。さらにペン芯も一体化しているので極細からウルトラ太字までの変化は凄まじいの一言です。ペン先の表現力が現代のものと比較になりません。勿論万年筆需要が激減して行く中で生き残りをかけた会社経営では本当のものだけを真摯に作り続ければ倒産は目に見えています。しかし継承されてきた情熱の蓄積を反故にしていいはずはありません。万年筆は進化を続ける筆記具なのですが書く魅力よりは、モノの魅力のほうに重点が置かれすぎているようです。
 世界最高峰の研ぎ師によるペンは思想を感じます。どこでどのくらいの圧力でどのくらいのインクを出しどのくらいの傾きでどのくらいの変化を作るか。それは最高水準の精密機械のように曖昧さがありません。我々使い手はこのようなペンを持つとき幸せと同時に激情を感じます。とりあえず2つのペンの表現をご覧ください。149のほうのインク色は森山スペシャル・ディープセピアです。
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2020年03月03日

クルトガ アドバンス中々レベル高し。

クルトガアドバンスのパンチンググリップで金属軸の新バージョンが出た。このデザインが秀逸でやたら目ったらレベルが高い。今まで各社のグリップは基本ゴムグリップかギザギザの付いた金属グリップだったんだけどこの製品は金属軸の持つ部分がパンチングで抜かれていて、これがうまい。確かに握ってみるとこの部分のすべり止め効果がしっかりしている。全体の流れも申し分なく、これはデザイン大賞上げたいですねえ。書き味もWスピードエンジン搭載でシャリシャリ感がいいんです。これで1000円ちょっとクルトガ復活ののろしかな。
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2020年03月02日

長原幸夫氏ペンクリの質問

さてご質問をいただいた。長原幸夫氏クリニックで僕はどのような研ぎを頼んでいるのか教えてくださいとのこと。今回僕がお願いしたのが3本。1本目はヴィスコンティー、エロチカでヴィスコンティーの軸崩壊の進み方がこの頃ひどいので今のうちに徹底して使っておこうと軸に錆が来たエロチカを研ぎに出した。今回は縦が細くて横が太いものの幸夫オリジナル、アイビック?だったかなあ?さらにこれに裏極細、表縦ると細く寝かせると太い合わせ技研ぎです。この研ぎは兎に角包丁を研ぎ澄ませたように立て細から横にひくとゴリっと魚の鱗をそぐような感触で精密に出ます。
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こちらはパーカーのグリニッチ。これは極太BBをヴィスコンティーと逆の縦太、横細をまた幸夫ちゃん特性研ぎでゴリっと変化が出るように、さらに立てた時と寝かせた時の差が出るように研いでもらったもの。
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こちらは中谷の趣味文軸、これはちょこっとだけ「ふででまんねん」にしてもらいました。要するに基本裏極細、表縦細からパーフェクトふでマンだと5ミリ線くらいになるのでこれを半分の2.5ミリに抑えてもらったものです。これは普段使いにも重宝しまっせ。
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