2024年11月26日

WELLのインク止め式ファルカン万年筆。

マジで時間がないのに、もう福音館の万年筆画締め切りが迫っているためアトリエでイタリア中世都市を描いて、間に合わないので自宅で描いて、右を向いて描いて、振り返って描いて、下を向いて上を向いて描いてますが、限界が来ます。そうすると逃避に走るわけで、今回はフェンテの会の時に杉本さんから買ったWELLの白ペン、なんとこれがファルカンなんです。ペン先は白ペン。逃避理由は極細のより良いペンを探すためと、自分には言い聞かせ、ファルカンは極太に変化するペンなのに極細なわけがないが、もしかしたら?なんて理由を付けてカーボンインクを軸に流し込み、さっそく書いてみました。インクが溢れ出る感じでいきなり太い、さらにフレックスすると2ミリ線まで出る。逃避もここまで、画像をご覧ください。
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2024年11月18日

今度の趣味文は銀軸万年筆

取り上げるのはモンブラン146の銀軸、ただしペン先はクロスポイントの先端を平らにした森山スペシャル。残念ながら掟破りのため写真はお見せできません。京丸、西林さんのプラチナセンチュリーを銀装飾で包んでもらったもの。もう一つはデュポンのモンパルナス銀軸。登場するのは長原大先生の切割2倍ソフトモンパルナス。イラストはオレンズ0.2ミリと0.5ミリのシャープペンシルと色鉛筆。めちゃくちゃ時間が掛かってます。
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2024年11月12日

がむしゃら、シャカリキ福音館たくさんの不思議に邁進。

僕の個展でイタリア、スカンノの絵を見たたくさんの不思議の編集長から、これで1冊作りませんかとお声がけいただき「作ります!作ります!作ります」と3回連呼して過去10年のうちに訪れたイタリアの中世が残る山岳都市、スカンノ、ボマルツォ、マテーラ、ラグーサ、ピティリアーノの5都市を描いているのだけど、これが実は1ページ目にスカンノが来るのでそのあとに続く絵はそのクオリティーを維持しなければいけない。それがそのスカンノの絵は僕の万年筆画史上最高に時間をかけた、1か月も掛かったものなので、それと同レベルを36ページも続けるのは地獄であります。今日も6時間ほど描いてるんだけど遅々として進みません。今回は絵というだけでなく資料として伝えるということを重視しているので正確さを大事にしているので写真資料から形は正確に描いていますが、写真通り描いても絵にはなりません。だから大胆に造形しなければならないのが難しい。今回は1個だけに集中すると気が狂いそうになるのでアトリエと自宅で3作品を同時並行で描くようにしてます。今回はボマルツォの城からの眺めとボマルツォ遠景を一緒に描いてます。
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