2020年01月14日

ダンヒル、トラサルディー、ノーブランドバッグ

このダンヒルは何時のものだろう?相当古いね。めちゃくちゃ使っているわけでも無いけど、そこそこ使った傷はある。しかし内装は奇麗なままなのであまり過酷に使ってはいないが、時間は立っていて油切れは激しい。昔のものらしく作りは丁寧でコンパートメントの開きなどは作りこまれた老舗の味。実用がないがしろにされてなかった時代の良きバッグという感じ。
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このトラサルディーは中々美味しい形を作ってます。この形好きなんだよね。全体のつくりもさらっとまとめていて、うまい!
ヌメ革の質感もいいし、ハンドル形状もよい。しかしこの側面の蛇腹形状を使ってモノをいっぱいにするとフラップが閉まらないから、まあファッション要素ですね。ちょっと持ち歩いてみたい。
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こちらはノーブランドのポシェット。簡単なつくりだけど、熟練を要します。革の取り付けもシンプルだけど凝っている。しかしほとんど使った形跡なし。味があるんだよねえ。
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2019年12月26日

ORTUS小松君のバッグができました


ORTUSの小松君はFUGEEの藤井さんの2番弟子で以前は藤井さんのところの職人です。今後日本鞄を牽引してゆく人です。人からカバンを作りたいけどどうしたらいいでしょうと尋ねられたら、FUGEEとORTUSを挙げます。ところが人に勧めるのに僕は小松君のところでカバンを作ったことが無くて、取材を受けても小松君を勧めてカバンを見せてくださいと言われたら僕がオーダーしたものは持ってなかったので、これはいかんなあと4年前にオーダーしました。
その小松君のバッグがようやく出来上がってきました。完全オーダーメイドです。今回の僕の希望はワンボックスタイプでスケッチ用の紙を入れるためにB4の紙が入ること。その為ストレートな形状で上と下にすぼみがないこと。仕切りが一つ、ショルダーベルトは幅が5センチくらいあり、長さ調節は無しで取り外しも無し。背面上部にでかい取っ手があること。下部の大きさは一眼レフカメラが横置きで入ること。後ろ面にポケットがあること。最初はベルトや底4面の補強革などをデザインしてみたのだけれど小松君はシンプルで行きたいですね、ということでお任せすることになりました。革は真っ赤なブライドルレザーの厚いものを鋤かないでそのまま使うこと。兎に角丈夫でぶっても蹴っても壊れない質実剛健なもの。と、無理難題を言ったわけです。しかし僕の要望を形にすると真四角の郵便箱のようになります。シンプルな構造にするためと強度を出すために厚いブライドルレザーを重ねたりして通常の1.5倍の革を使ったそうです。取っ手の革は7枚ほど重ねられて丁寧なこば処理でまるで漆工芸のようです。サイドのこば処理も地獄だったそうです。底の部分を美しく縫い付けるため内部をすくい縫いしたり、まあ、手縫いカバンづくりの粋が集められていて、小松君は相当消耗したそうです。ステッチの一つ一つに何の妥協もないカバンです。その妥協無さの為このかばん重量が3キロあります。これから毎日このかばんと生きていくわけですので、この頃体のがたが半端ではなくなっておりますが注文の時に「こまっちゃん!革鋤いて薄くしちゃあ駄目だよ!革は厚くなくっちゃあ!僕重いの好きだから!」と言ったツケを払いながら生きていきます。
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2019年12月23日

謎のトランクバッグ

リサイクルにもこんなバッグが出るんだという感じ。兎に角古いことは古い。未使用で奇麗なんだけどさすがに油切れで端から壊疽してきている。どうやら中に貼ってあったと思われるブランドマークはノリの跡だけで何もない。戦後だとは思うんだけどデザインは凝っていてカーブまで作ってある。革の質感は安いもので取っ手も作りは雑。だから一般向けの大量生産ものなんだろうけど手掛かりがない。僕のトランクの歴史順の並びの中のどこに入れればいいのかわからない。結構重さもあるので中身を入れたら持てませんね。
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