2024年07月09日
上野の教室のモモちゃんのカンケンバッグ
上野教室のモモちゃんから10年前に買って4年使ったカンケンバッグいりますか?と聞かれて要ります!と言ってもらったのが黄色のカンケンバッグ。4年目にそこに破れが出たとのこと。参考資料になります。おまけに昔イタリアで買ったバッグも貰いました。そしてベトナムで手に入れた500円で買ったパチモンのカンケンバッグ。ところがこれラベルもしっかりしていて縫いもしっかりしてるんだけど、本物かなあ?500円は無いですよねえ。
2024年06月27日
銀座タニザワ激変
タニザワには2回取材に行っていてライカ好きの高橋専務からいろいろ伺って記事を書いた。本当に久しぶりにタニザワの店を通りかかったら、なんと、ショーウインドウには昔のアンティークバッグが積み上げてある。銀座通りに面したショーウインドウは大体新作にバッグが並べられていたはずなんだけど何かおかしい。それで店内に入ってみると以前は宮内省御用達のバッグやスーツケースが並べられていた2階がなんとミシンを入れて工房になっている。一階の奥もミシンが置いてあり、以前は日本の究極の職人コーナーだったのが展示スペース感は無い。全体に鞄の数は半分。さらにイタリア・タスティング社の製品は無くなっている。これは世界的な革鞄の引き潮現象なのでしょうか。革鞄の聖地であるはずのタニザワにして時代の変化には付いていけないのでしょうか?
2024年06月19日
42年振りに蘇るイタリアバッグ
42年前に初めてイタリアに行って買ったのがこのバッグです。使って6年ぐらいから糸が切れ始め12年経った時にはほぼ全体の糸が切れてバラバラになりました。兎に角イタリアバッグは糸が弱い。それが池袋コミュニティカレッジの生徒さんからカバンを見せて欲しいというので友人8人と僕の所に鞄見学に来ました。4人ほどは実際に鞄を作っている方で、その中に修理専門の職人さんが居て、それでこのバッグの再生をお願いしたのです。当然革は傷んでますから新しい革と継ぎはぎになって出来てくるものと思っていました。それが個展の初日に間に合わせて修理を終えて持ってきてくれました。それがすべてオリジナルの革を再生して作ってくれたのです。感激です。今度はナイロン糸を使っているのでガンガン使って大丈夫との事でした。まさかこれ程完璧に再生できるとは思ってなかったので手元に置いてさすってます。