2018年11月09日

アクリル画グレージング技法解説

さて、人体描写の際のグレージングのタイミングが解らないと質問がありましたので今日の牛久教室で描いた作品で説明します。
1・まず全体の形を取ります
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2・人体とバックの明暗を同時にバーントアンバーとウルトラマリンブルーで混色したもので描き込みます。
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3・人体の明るい部分をイエローオーカーとチタニウムホワイト、アンバー、ウルトラマリンで調合してモデリングを行います。
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4・人体の深みを出すためにグレージングを施します。使うのは透明色です。今回はトランスペアレント、ローシェンナとアリザリンクリムソンを混ぜて人体にグレーズします。このために3でモデリングする時は明るめにモデリングします。
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要するに人体に色を付けるときにホワイトと赤や黄色、茶色を混ぜると濁ってしまいます。その為人体の明るさを塗る時はイエローオーカーとホワイトだけでモデリングして乾いてから透明色をグレーズした方が透明感が出て奥行が出ます。ここまでの工程で2時間半。
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2018年10月25日

コルシカスケッチ旅行で描いた作品

今回の旅では僕が描いたスケッチが24枚。スケッチできる時間は正味4日間なので1日6枚描いたことになる。今回のスケッチで考えさせられた事はコルシカの住居は石積みで建てられているのだけれど、その上から細かい砂などでセメントのようなもので覆われている。そのためイタリアなどの様に石積みが外に見えないでどちらかというと古色の付いた壁面が中心になる。それは面白いんだけれど万年筆の黒一色の対応では十分にその美しさを伝えきれない。それで色をどうしようかという事もあって途中で留めているのも結構ある。来年の個展までには答えを出して完成させなければと思っている。
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2018年07月16日

作品取り掛かり

個展まで作品のテーマを消失空間を作らない、つまり平面構成で色面に空いたところが無いようにして作品化するをやっていた。それでフラストレーションがたまっていたで新作は線表現での空間構成から始めようとなった。クロッキーなどから人物の形を特定し、線的な空間構成を始めた。かなり激しい運動感のあるポーズが出てくるかと思ったら意に反して実にオーソドックスな形が出てきた。これが人間なのか、ミュータントなのか、ロボットなのか、良く分からず。いずれにせよ線の空間構成を主体にしたエスキースなのでどこに落ち着くか不明。
 イメージ的には皆川博子の聖餐城のドイツ30年戦争のイメージが抜けきらないのでどうなるかなア?
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