2024年03月15日
作品のこの頃
個展が近づいてきたので、ほんわかお試しモードから一気に個展モードに突入している。昨年は、突然湧いた水彩紙に木炭で描くノアの箱舟シリーズをやっていたんだけど、色々な展覧会に出すと紙に木炭では地味過ぎて飛ばされてしまうのがよーーーく分かりました。それで今年は以前から継続している平面構成画面に球を立体的に配置して人物とし、物語性を付けて表現してたんだけど、平面を均一の色調にしていたため単調でも一つ動きが無い。それで今年はドローイングとしてやろうということで、絵の具のモデリングを無くして下地の輝きのみでアプローチしてます。しかしルンルンのんびりモードの時は楽しくやってるんだけど完成させなくてはいけないとなると本当にしんどい。
2024年03月04日
万年筆画のアクリルとの併用作例
美術の窓に万年筆画の行程が載って、あちこちで作例では万年筆と色鉛筆で着彩した後にアクリルは使うもので描いてる途中では使えないのでしょうか?という質問が寄せられる。それでちょうど今描いてるものがアクリルと万年筆を並行して使っているものなので載せます。この作品の下地はジェッソをナイフでキャンバス地の部分を残しながら塗ったものにパープルグレイを薄く塗って、ヤスリを掛けたモノに万年筆で描いて、色鉛筆で着彩。白い壁の部分をさらにアクリルで盛り上げて万年筆で描きこみ。影の部分はアクリルを薄く溶いて筆で着彩してます。
こちらはパネルにジェッソを重ね塗りしたものに万年筆で描いて下の部分はブルーで塗って、上の部分はライトレッドで塗った後に金箔を貼って、その上からまた万年筆で描いたもの。
こちらはジェッソをナイフで塗ってブラウングレイを薄く掛けて、万年筆で描いて色鉛筆で着彩してからアクリルで塗ったモノ。
こちらはパネルにジェッソを重ね塗りしたものに万年筆で描いて下の部分はブルーで塗って、上の部分はライトレッドで塗った後に金箔を貼って、その上からまた万年筆で描いたもの。
こちらはジェッソをナイフで塗ってブラウングレイを薄く掛けて、万年筆で描いて色鉛筆で着彩してからアクリルで塗ったモノ。