2023年09月19日
趣味の文具箱編集長交代劇
最新号の趣味の文具箱10月号が発売されているが、其の6ページ目に「趣味の文具祭」の宣伝記事がある。その内容説明の中に、趣味文新旧編集長トークの記事があった。清水さんが編集長から統括プロデューサーに変わるとは聞いていたが、この号の製作スタッフを見てみると統括プロデューサーは趣味文では無く趣味文倶楽部であり副編集長であった井浦さんも趣味文では無く趣味文倶楽部のディレクターになっていた。スタッフにヘリテージ社員が8人入っていることもあり今後はヘリテージ主体の雑誌になるようだ。清水さんと井浦さんとは4本のヘミングウエイの続編が一方的に打ち切られフルハルターの森山さんの紹介でエイ出版から「万年筆の達人」として出版させてもらった時からの中である。いわゆる万年筆の殿戦を戦った同士である。時代が変わっていくなあと言う思いが強い。とりあえず今号の僕の連載は「アンティーク万年筆」です。






2023年09月15日
2023年09月13日
北方謙三「チンギス紀」17巻に入りました
北方謙三では「三国志」「水滸伝」を読み「楊令伝」でキャラクターが被っている感じがあって途中で投げ出していた。それでもチンギスカンには以前から興味があり、取り合えず1巻を読み始めたら止まらなくなり1か月半で今最終巻の17巻目。モンゴル軍は征服地のすべての虐殺しつくすというのが聞いた話だったのが、それは風説で占領地で反乱があった場合のみで征服の際に主だったものは首を斬られるが人民には被害は無い。チンギスカンの若いころの記録はほとんどないそうで北方謙三は自身で話を全て構築したわけだが、誠に緻密に構成されていて史実を読んでるような気になる。魅力的な登場人物が山のように出て来てそれが面白い。現実にはこういう人との繋がりのロマンは難しいんですかねえ。